更年期障害の治療

笑顔の医師

更年期障害とは

女性の場合の更年期とは、急激に女性ホルモンが減少する時期をいいます。女性ホルモンは卵巣でつくられています。卵巣の働きが低下すると女性ホルモンは減少します。 女性ホルモンが減少すると脳からホルモンの分泌を促す部分が活発になります。その近くには自律神経を調節する部分があります。その部分が影響をうけると自律神経障害をきたし、動悸や息切れ、ほてりなどの症状が出やすくなります。 女性ホルモンは子宮や卵巣、乳房の活動を活発にするほかに脳の活動を保ったり、骨を丈夫にしたり、動脈硬化を防ぐ効果があります。そのため女性ホルモンが減少すると物忘れが進んだり、骨がもろくなったり、動脈硬化が進行しやすくなります。これらはすべて更年期障害です。

更年期障害の根本的な治療は女性ホルモンの補充です。補充療法には飲み薬と貼り薬があります。薬の種類や飲みかたで気を付けることが違いますので、処方していただく病院できちんと治療について説明を受けましょう。特に定期的な検査は必ず受けましょう。また薬だけに頼らず、生活習慣を見直して、タバコを吸っている方は禁煙しましょう。また、ホルモンの補充ではありませんが、他の薬や漢方薬で症状を抑える治療もあります。 更年期障害は食事でも改善できます。大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをします。また卵巣の老化を防ぐビタミンEやエストロゲンの効果を上げるビタミンB6や海藻なども効果的です。 更年期障害では感情的になったりイライラすることもありますが、ストレスをためない生活も治療の一環です。十分に休養をとり、体をリラックスさせましょう。